アール座読書館の新緑

2009.04.22 Wednesday 00:39
春は、溜め込まれた植物の生命力が爆発するのが、見ていて気持ちいいですね。
この時期は空地なんかに、本当に爆発するような勢いで雑草が生えてくるのを見かけると、何だか元気づけられます。
冬の間大人しくなっていた、店の窓外のプランターの植物達も活き活きと茂ってきて、アリッサムやアレナリアやローズマリーの花がわっと咲き始めました。
プランターにはもともと葉モノの植物しか植えていなかったのですが、一階入口看板を飾る鉢植えは花が終わってしまうと新しい花に買い換えるので、古い苗をどんどんプランターの隙間に植えていったら、花だらけになりました。
この季節には、そんな花を目指して蜂や蝶がやって来たりもします。
運がイイと窓越しに、蜂の蜜採集の様子を間近で観察できる事もあり、中々楽しいです。

今楽しみなのは、窓際の座席の右脇に生えている樹なのですが、これはシルクジャスミンで、うまくいくと香り高い白い花を咲かせます。
ウチの木々は閉店後に一箇所に集めて、早朝から強力な植物用照明を当てて光合成を促進させるのですが、室内栽培で樹に花を咲かせるのは中々難しいです。
それでも去年、ひと時だけカワイらしいのが咲きました。
小さな白い花なのですが、これが咲くと座席にほんのりとジャスミンの良い香りがします。
これが何と、今年も蕾らしき芽を付け始めているではありませんか。
前回とはずいぶん季節も違いますが、うーん、咲いてくれるのかな?
この分だと五月頃でしょうか。期待を高めつつも慎重に見守っていこうと思っています。

さて、お知らせです。今度オープンする大型劇場、座・高円寺さんで5月1日〜17日の期間に開催される、楽しい古本市のイベントがあるそうです。↓
今の所、アール座読書館の出店予定はありません(ごめんなさい、告知のみの協力です)。詳しく知りたい方は、kouenjirakuichi@gmail.comまでお問い合わせ下さい。

アール座読書館の器

2009.03.30 Monday 01:39
こんにちは。暖かくなりそうでならない変な春先ですが、それでも春は嬉しいですね。
さて、今日は器の話です。

アール座読書館で使用している器は、私が元々私物として所有していたモノが多く、完全に個人的な趣味のラインナップです。

コーヒーカップは陶器が断然好きで、旅先の窯所などで仕入れたものが多いです。
ティーカップは磁器ですね。派手過ぎず、品のある作りのものが好きです。
グラス類は昭和ガラスが中心です。アンティークならではのゆらゆらと波打つガラスや鮮やかな色ガラスに目がないです。

全体にはヨーロピアンのブランド物やアンティーク、作家さんの工芸品から100円雑貨店、果てはスーパーで購入したものまで様々で、要は見た目で気に入ったものを購入しています(めちゃくちゃ高価なものはありませんので安心してお使い下さい)。

店を始めてからは西荻のアンティークショップめぐりも中々出来ないのが悲しいですが、気に入りの器達でお客様にサーブさせて頂けるというのはかなり幸せなことだと思います。
若い頃は部屋で友人にコーヒーを入れるとき、棚を見せて「気に入った器を選んで」などと、キザっぽい喫茶店ごっこをしていたものでした。

開店当初は、よく喫茶店にある「お客様のイメージに合わせて器を選ぶ」というのをやろうと思っていましたが、実際に初対面の方のイメージや好みを見抜くのは結構難しそうなので、今はあまりこだわらずメニューとの相性をメインに選ばせて頂いております。
お気に入りの器がありましたら、可能な限り対応いたします。
また、一部販売している器もございますので、興味のある方はショーケースをご覧下さい。

目下の目標は、昭和ガラス器の王様、氷コップ(棚中段に並ぶ脚付きのアイスクリー
ムグラス)を使用する、サイドメニューを開発する事です。
特有の不定形な姿も気泡の入った透明感の高い色合いも大好きな器なのですが、一人で店を回すにはオペレーションの複雑なデザートメニューは中々出来ず、難しい所なのです。
でもお出ししたいなー。。氷コップ。家でアイス盛って食べるだけでも幸せになれるんです。
まあこれはゆっくり考えていくつもりです。

色ガラスの器は、照明や外光に透かせる位置に置くと綺麗ですよ。
お写真もご自由にどうぞ。
antiq glasses

写真で見る日本の近代史

2009.02.26 Thursday 23:54
前回、雪の日の読書館の素晴らしさを力説したにも関わらず、雪らしい雪も降らずに冬が終わりそうな勢いなので、あきらめて今月のおすすめをしたいと思います。

しかし、江戸時代ってホントにあったんですね。
アホなことを言ってるようですが、最近本気で僕が実感している事です。

今年に入って、店の書棚用に江戸〜昭和初期の日本を写した写真集を何冊かまとめて入手した折、日本の近代文化を古い写真で見ることにハマっていました。
明治維新、戦後と海外の文化が急激に流れ込んで一気に様変わりしてしまう日本では、古い文化に対しての現実感が何となく薄いと言うか、別世界の出来事という感じがしませんか?
特に江戸時代や戦後の風景は、ドラマやTVのセットでおなじみなだけに、思い浮かべると余計にフィクションのような印象になりがちですよね。

古い写真が教えてくれるのは、その現実感です。情報として頭では分かっていても、感覚的に本当にあった事として受け入れられていなかったなあという感想を持ちました。


更に、そんな古い白黒写真を見る時には、想像力をフル稼働して頭の中で色付けして見てみると楽しいです。
僕ら以降の世代の人は、戦後とか安保闘争とか、何となくモノクロイメージだったりしませんか?
そのことが、現実感を妨げているようにも思います。
でもホントは戦後だって色ついてたんです
上手にカラー変換が出来た時は、写真から実像を覗き見れたような感覚を楽しめました。
慣れてくると少しくらいなら動画にする事も出来るようになりますよ。

そして次第に「この時代はホントにあったんだ」「それは現代と地続きなんだ…」と感じられて来ます。

江戸の町人なんて風変わりな異民族文化みたいで、本当にこんなカッコした人たちが走り回っていた国が日本なんだなあと改めて思うと、とても不思議です。
全てこれらの時代の事実があったから、今の日本がこうなんですね。
皆、当たり前と思われることばかりかも知れませんが「そんなこと知ってる」という知識的な理解とはレベルが違う実感が写真の持つ説得力です。

数冊ですが、アール座読書館の書棚にこの手の写真集を揃えて見ました。
興味のある方は、是非お茶を飲みながら、カラー変換遊びをして楽しんで見て下さい。
物足りない方は大型の図書館に行くと、それで一日過ごせるかも…。
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アール座読書館 ご利用法

2009.02.19 Thursday 12:49

アール座読書館は読書喫茶室です。

都会の中に、木々に囲まれてお茶を飲みながら本が読める静かな空間があってもいいなと思ったのが、開店のきっかけです。

なので大変恐縮なのですが、長いお話,声高なお話し声はご遠慮いただいておりますので、お話目的の方はご遠慮下さい。
※上の階「エセルの中庭」はお話が出来るお店です(書棚はありません)。

お代は、喫茶店と同じ様にお飲物のご注文で頂きます。

蔵書は 文学(短編集、詩集) 写真集 画集・美術書 絵本 自然科学 思想 哲学 心理学 文学系漫画 旅行書 等幅広く取り揃えております。
もちろん本の持ち込みもOKです。

本を読まずにただ水槽を見るもよし。
書き物のお仕事をされる方やただお茶を飲んでボーっとされてる方もいらっしゃいます。

都会では貴重な静かな空間をご用意しておりますので、どうぞ日常を離れるひと時をお過ごし下さい。




ご利用に関して


基本的にお話以外は、普通の喫茶店としてご利用頂いて問題ありません。

先ずはお好きなお席をお選び下さい。
メニューは机の上にございます。

一律680円(税込)のドリンクメニューが中心で、コーヒー類やフレーバーティー、ホットのミルク系ドリンクやジュース、お茶類その他の飲料と甘いものが少々ございます(2杯目以降のドリンクは全て570円になります)。


甘みが強いものや好き嫌いの分かれる個性的な風味のモノ、聞いたことのないオリジナルメニュー等も多く揃えておりますので、メニュー説明をご覧になって、ぜひ直感で選んでみて下さい。


ご注文はご入店直後でなくても構いませんので、いつでもお決まりになりました時にお呼び下さい。

どうぞご自分のタイミングで特別な時間をスタートしてみて下さい。
こちらから伺ってしまっても、後からご注文される場合は遠慮なくお伝え下さい。

本棚の書物はご自由にお席にお持ちになってご覧下さい。

お座席下や入口脇にあるカゴはお荷物入れとしてお使い下さい。

 

すみませんが、WiFi環境や電源の提供は致しておりません。

PCやスマホからちょっと離れてみるのにも良い空間ですよ。



長時間のご利用に関して

 

当店では長くご利用される方にお飲物追加のご協力をお願い致します。

 

お飲物1杯でご入店より2時間程度2杯すいている時4時間程度、混雑時3時間までのご利用でお願い致します。

 

すいている時でも、目安のお時間をある程度以上過ぎる方にはこちらからも追加のご注文をお願いしております。

 

また、混雑時には遠方からいらしてご入店出来ない方等もいらっしゃいますので、ある程度ゆっくりされた方はどうか他のお客様ともご利用時間をシェアして頂けますようお願い致します。

 

当店の経営は追加オーダーのシステムと皆様のご協力で成り立っております

アール座読書館はその方針上、どうしても単価や回転率などにおいてギリギリのラインでの経営となってしまいますため、実際、こうしたシステムと皆様のご協力に助けられて運営を持続させて頂いている面がございます。

ご利用時間やご注文など、ご協力頂けます皆様のお陰で成り立っていることを肝に銘じて、励んでまいります。

どうか何卒システムのご理解の程、よろしくお願い申し上げます。 店主

 


お座席に関して
 

店内がすいている時、お席はご自由に移って頂いて構いません。
※使用中の食器はご自分でお持ちになって移動して下さい(使い終えた食器はそのままで結構です)。

 

混雑時には自由なお席の移動が出来ません。

※入店時、狭いお席しか選べなかったお客様には、広いお席が開いた際、出来るだけ移られるかお伺いする様にしております。

店内がすいている時は、お連れの方と別々にお席をご利用頂いても構いません。

※混雑時はお連れの方とご一緒のお席でのご協力をお願いしております。

また当店には3名様ご一緒のお席というものがありませんので、それ以上の人数でご利用の場合には、別のお席に別れてお座り頂く形になってしまいます。

※お話が出来る上の階のお店に4人がけのお座席がございます。

喫煙コーナーに関して

当店はお座席の方は全席禁煙になっておりますが、室内後方の隅に立ってお吸い頂く形の簡易的な喫煙コーナー(換気扇)がございます。

周囲にお客様のいらっしゃらない時に限りご利用下さい(混雑時は使えないことが多いです)。
※ゆっくりお煙草を楽しめる環境ではなく、「一服だけ出来れば落ち着ける」という方向けの簡単な装置です。
 

お吸いにならない方へ
条件によって、稀に近くのお席に、若干煙の匂いが流れて来ることがございます。誠に申し訳ないのですが、特にお好きでない方は書棚に近い方のお席をおすすめしております。


土日祝日のピークタイム(14時〜16時頃)のご利用に関して

お客様のご来店が集中してしまう上記の時間帯(それ以外の時間帯にかかることもございます)には、満席のためお席をお待ち頂いてからのご利用となってしまうことも多いです。

混雑時はどうしても多少の人の出入りや調理に伴うノイズや慌しさも出てしまいますため、可能な方にはアール座の静けさを楽しめる夜の時間帯や平日のご利用をおすすめ致します。

満席の場合ある程度まで、携帯電話をお持ちの方に番号をお伺いして、お席が空いたらご連絡を差し上げるという形でお待ち頂くことが出来ます(申し訳ありませんが、店内でのお席待ち及びご予約は承っておりません)。

 

お店の形態上、お待ち時間がどれ位になるかをはっきりとお伝え出来ないのですが、ご連絡を差し上げた時点でのキャンセルもお受け致しますので、お時間のある方はご利用下さい。

またそうした時間にはご入店出来ない方もありますため、申し訳ありませんが、混雑時はあまり長時間に渡るご利用はお控え頂きますようお願いしております(ドリンク追加で3時間が上限となっております)。


 

雪のアール座読書館

2009.01.20 Tuesday 23:50
遅ればせながら…皆様、明けましておめでとうございます。
と言いつつも、もうすぐ2月ですね(汗)。
ブログはもっと頻繁に更新しなければと思うのですが、ナンだカンだの雑務に追われて、ついついこんなザマです。
今年はもう少しガンバろうと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

今日のお知らせは、冬のおすすめです。

冬場は何となく世の中が静かになる分、アール座読書館はおこもりスペースとしての匂いが強くなりますが、中でもおすすめなのは「雪の日」です。

雪って、ただでさえ日常を夢の中っぽく演出しますよね。
店にいて、静かな平日の午後なんかに窓の外を雪が落ちると、店内空間の非現実感(?)がぐっと濃くなり、とても不思議な感覚に包まれてしまいます。
去年は、そんな時にお客さんがいらっしゃらないと、決まって僕は客席で紅茶をすすっていました。
本も童話「雪のひとひら」「マーロンおばさん」や雪の結晶の写真集「天から送られた手紙」等雪っぽいのを読むと楽しいです。

でも、今年はまだ雪っぽい雪は降らないですね。東京は。
ちょっとくらい降らないかな。

さて、ライブのお知らせです。
2月15日(日曜)午後8時〜 2ステージ
カワダユカリvo、田口希望gt、山本裕之ba,harm
チャージfree!! ご注文のみお願いします。

馴染みのあるポップスとオリジナルを織り交ぜた雰囲気たっぷりのアコースティックライブ。ジャズやポップスをしみじみと歌い上げるボーカル、カワダユカリ(→http://blog.goo.ne.jp/jvlhtooo/)と田口希望の奏でる繊細なアコースティックギター、山本裕之のクールなウッドベースによる心のこもった冬っぽいライブです。
夜のお散歩がてら、お気軽においで下さい。

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年末のご挨拶

2008.12.28 Sunday 00:44
今年も後わずかとなりましたね。

「果たして読書室という営業スタイルが正確に伝わるのだろうか」という心配の中でスタートしたアール座読書館も、感性豊かなお客様に恵まれ、無事に1年間営業する事が出来ました。
この店の趣味や感覚、過ごし方等にお客様からご理解、共感を頂けたのではと感じたときは、それがとてもありがたく、何よりの励みになりました。
また、当店をブログ等でご紹介頂いた方や、口づてでお知り合いに薦めて下さった方にも、本当に感謝しております。
我ながら、どうも告知が下手だなぁと感じているのですが、ブログ等で表現豊かな画像や紹介文を拝見すると、ありがたい気持ちと同時に感心してしまいます。

今年ご利用頂いた皆様お一人お一人に、心より御礼申し上げます。
大事なお時間を、アール座読書館で過ごすひと時にあてて頂き、本当にありがとうございます。
来年からも、より深いくつろぎ空間と一層の独創性を目指してゆくつもりですので、どうぞよろしくお願い致します。

何だか百貨店の挨拶みたいですが、店主が痛感する思いです。

年末にお配りした初夢カードは、そんな気持ちをこめて描いたものです。
もしあまり良くない夢を見てしまった場合は、その夢をあの絵にたくして捨てましょう。
昔は「水に流す」の意味で川に流したそうです。

タイミング悪くお手にされなかった方はゴメンナサイ。
「元日の夜に枕の下に七福神、宝船、回文の詩を記した紙を敷いて眠ると良い初夢が見れる」という、日本に古くからあった風習を元に、カードを作って年末にお配りしました。
興味のある方はこのページの画像をプリントアウトしてお使い下さい。

来年の営業は1月6日からです。
私は正月は久しぶりにだらだら〜とTV等見つつ、布団の中でゲル状になろうと思っています。
それでは、皆様良いお年をお過ごし下さい。

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冬の読書館/ライブのお知らせ

2008.11.14 Friday 23:12
誕生日の季節がその人の性格を強く特徴づけると聞いたことがあります。
赤ちゃんが生まれて始めて見る外の世界の風景や空気感が性格形成に影響を与えるのだそうです。
「その人の一番好きな季節は誕生月と一致しやすい」という話や星座による性格占いの科学的根拠にもなっているかもしれませんね。
ちなみに僕も10月生まれで秋が一番好きです。

アール座読書館は去年の冬に誕生しました。
店の雰囲気がどこか冬っぽいのは、そんな理由からでなのしょうか。
思えばこの店のどこか無機質な感じは、冬の空気の中で空間演出的な作業を手掛けていた事に起因するのかも知れません。
こうして再びこの店を包む空気が冬の匂いになって来ると、開業当初に目指していたイメージや空気感が思い出されてきて、何だか初心に帰る思いがします。

どうぞ冬場は、おこもりスペースとしてアール座読書館をご利用頂ければと思います。

さて、いきなりですが「お知らせ」です。

12月14日は20時からライブです。
すみませんが、通常読書タイムは19時までとなります。

「charlotte in 不思議森」
フランス好きの女の子4人組「シャルロット」がピアニカや小さなアコーディオンを鳴らし、カワイらしい振り付けと共にザ・ピーナッツとか歌います。ほんわかした学芸会の様なゆる〜いライブです。お気軽に楽しんでって下さい。

12月14日 20時より演奏スタート(21時頃終了) ミュージックチャージ¥500+1オーダー以上。 
(フライヤーの開催日表示に誤りがありましたことをお詫び致します)


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仏像さんと虫の声

2008.10.08 Wednesday 01:05
ずいぶんと外が涼しくなってきました。
春先とこの時期は空調の音が消えるため、アール座読書館はとても静かになります。

そんな中、ギャラリーコーナーではガンダーラの仏像小品展が絶賛開催中です。
店内は、1500年以上も昔に彫られたギリシア彫刻のような仏像達のかもし出す、
厳かな雰囲気に包まれております。

更に夕方暗くなって来ると、最近窓の外のプランターで飼っている鈴虫たちが、本当に澄んだ鈴の音のような声で所々から鳴き始めるのですが、これがまた無常観たっぷりで、仏像と供に侘びの効いた秋の夜長を演出してくれています。

鳴き声は日にもよるのですが、大抵薄暗くなる頃から鳴き始めます。
鈴虫達は大体が10月中にその生を終えるらしいので、美しい声が聞けるのもあと僅かです。
うーん、そう思って聞くと更に侘びしいですね。沁みて来ます。

ガンダーラ展の方は10月19日まで開催です。

小さな仏頭などが中心なのですが、独特の雰囲気を持った見応えある作品は一見の価値アリ。
また販売は欧亜美術さん(http://www.eurasian-art.com/index.html)のご好意で、特別価格にてご提供させて頂いております。

虫の声と両方楽しみたい方は、比較的静かな平日の遅い時間がおすすめです(雨の日や寒すぎる日はあまり鳴きません)。

ただ、いつまで鳴いてくれるかは分かりませんので、お早めにどうぞ。

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世界最古の仏像 ガンダーラ仏像小品展

2008.09.13 Saturday 23:42
ようやく湿気と暑さから開放され、いよいよ爽やかな読書の季節がやってきます。
秋は感受性が高まるので、読書の他にも散歩や鑑賞がとても楽しめる時期ですね。

そんな中、アール座読書館、秋の企画展のテーマは「ガンダーラの仏像」です。
皆さんは「ガンダーラ美術」と言う言葉を耳にした事があるでしょうか。

現在のパキスタン北西部にあたる地域に、紀元前後(ヨーロッパはローマ帝国、日本は弥生時代位)から10世紀頃まで栄えた、ガンダーラの地は時代ごとに様々な王朝に支配された国でしたが、その1〜5世紀頃の間、仏像をはじめて生み出したとも言われる優れた仏教美術が展開した事で有名なのです。

永年歴史の中に埋もれていたこの美術は、今世紀に入って各国の学術調査隊による本格的な発掘が始まると、一躍世界の脚光を浴びるようになりました。

美術品は大変質が高く、特にその美しさと生命感は秀逸です。
インドと古代ギリシア・ローマ、両者の影響を強く受けているため、東西の美的感覚を合わせ持つ様式が特徴的で、超越的な雰囲気の日本の仏像に対して、ギリシア彫刻の様な、人間的魅力にあふれるホリの深い仏様の姿は、我々の目にとても新鮮に写ります。

展示品は仏像、仏頭などの小品15点程、及び複製品数点です。
小さなモノが中心ですが、どれも7世紀以前の大変貴重な出土品です。
他に関連書籍なども集めましたので、こちらはお席でご自由にお読み頂けます。

今回、展示及び監修にご協力を頂いたのは、骨董店「欧亜美術」→http://www.eurasian-art.com/
経営者の栗田功氏は、自らも現地に赴き出土品を、収集する行動派の骨董屋さんで、ガンダーラ美術における日本有数の専門家でもあります。

展示品はご購入頂く事も出来ます。どうぞお気軽にご相談下さい。

展示期間は  2008年10月3日(金)〜10月19日(日)
小さな展示会ですが、日本では中々レアな内容で、一見の価値アリだと思います。

どうぞこの機会に、遥か昔遠い異国に暮らした人々の、厚い信仰心に心を重ねてみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店をお待ちしております。
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新メニュー、展覧会のお知らせ

2008.07.22 Tuesday 01:16
こんにちは。

梅雨もあけ、いよいよ夏っぽくなって参りましたが、お待たせ致しました!
ようやく夏用メニューがスタートしました。
オリジナルのアイスドリンクを中心に、大幅にメニューを追加しつつも、従来のメ
ニューはほとんど残してあります。

さらにこれから、日替わりメニューやフェアメニューも少しづつ増やして行けたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

7月19日から当店のギャラリーコーナーにて、アーティスト、カトレア草舎(そうしゃ)さんの展覧会が始まりました!

「森と読書と喫茶室」という、読書館にピッタリのテーマの企画展です。
日に焼けた古書のページをベースに、丹念に描かれた草花や小鳥の小さな絵画作品が壁を飾り、店内は普段よりも一層、森っぽさを強めております。

日本の花鳥風月の美しさ、かわいらしさというのは、世界の自然物の中でも群を抜いているなあと、僕はいつも感じるのですが、やはり自分が日本人の感受性を持っているからなのでしょうか。
南国のカラフルな鳥や植物も確かに美しいですが、日本の野鳥や小さな野生の草花の色合いや姿形は言いようのない程繊細で侘しくて、心に染みて来る点ではヨソのものとは比較にならないと思ってしまいます。

江戸時代の装飾画の流派「琳派」の絵画をモチーフにした、愛らしいシリーズ作品「琳派と鳥と花のカード」は、そんな詫びた繊細な風合いと、かわいらしい物語のような雰囲気が居合わせる不思議なイラストです(カトレア草舎HP→http://katorea.xii.jp/)。 

どうも文章ではウマくお伝え出来ないので、ぜひ一度、期間中にご来店下さい。
作品のイラストをあしらった文房具や紅茶葉の販売コーナーもございます。

また、新メニューのアイスドリンクの他に、展覧会企画と連動した期間限定の紅茶メニュー「森の月明かり」もご用意しました。
月夜の森を散歩しているようなイメージの花や果物が香るフレーバーティーです。

「暑くて何もしたくないー」という方、ぜひ森のようなお部屋で素敵な作品を眺めつつ、お飲み物と読書でのんびり涼んでみてはいかがでしょうか。

会期は7月19日(土)〜8月31日(日)までで、8月の11日〜14日までは夏季休業となりますので、ご注意下さい(→夏季休業日のお知らせ参照)。
尚8月2日、31日は作家さんがお店にいらっしゃいます。
小さなお声でのお話なら構いませんので、お気軽にお声をかけて下さい。





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