節電、鈴虫、ギャラリーのお知らせ

2011.07.09 Saturday 01:03
こんにちは!
前回のブログでは梅雨入りに合わせて雨の日のアール座をおすすめした途端に、雨がパタリと止まってしまってびっくりでした。
「少しづつ梅雨の空気が濃くなって…」などと小粋な書き出しをしただけに、店主の恥ずかしさもひとしおです。

うってかわって、今度は梅雨らしからぬ猛暑日が続いていますね。

何だか夏が来る度に暑さがキツくなってく気がして、毎年のことながら気候の変動に体がついていきません。
これから夏場にかけては更なる猛暑日が続くと見込まれている上に、今年は「節電」という課題も課せられているので、少々の覚悟がいるのかも知れませんね。

取り敢えずこの場を借りて、節電に関してのご説明とお詫びを申し上げます。

先ずは、こんな事態の昨今ですが、お代を頂いてひと時を過ごして頂く飲食店としましては、夏場はどうしてもエアコンに頼らざるをえない状況が出て来てしまいますことを、どうかご容赦頂ければと思います。
一般のご家庭でクーラーを極力使わずに頑張っている方には、頭も上がりません。

また一方では、こうした事態の中ではエアコンの使用も最低限に限られてしまうため、これからの夏、特に平日の猛暑日や電力使用のピークタイムなどには最も快適な室温には至らない時間帯もあるかも知れません。
こちらもご利用の方には、何卒ご容赦頂けたらと思います。

例年ですと夏場はエアコン2台をフル稼働させるのですが、今年は様子を見つつ極力一台で、設定は出来るだけ27〜29度(実際の室温ではありません)位で行けないかと、今の所は考えております。

尚、床に置いてある扇風機はいつでもご自由にスイッチを入れてお使い下さい。
周囲にお客様がいらっしゃる時は首振り設定にさせて下さいね。
また、風が寒い方もお申し出下さい。

夏場熱を持ってしまう照明電球のワット数を下げてありますので、店内は少々暗めになっています。
照明を切ってあるお席もありますが、こちらはご利用の方がいらっしゃれば点灯させますので、遠慮なくお座り下さい。

すみませんが、エアコンがついている時は窓を閉めておいて下さい(ついていない時の開閉はご自由にどうぞ)。

あと、お水のおかわりはいつでも言って下さいね。
あまり店主が客席をうろつくべき店ではないと思い、基本的にウチではこちらからのウォーターサービスを行っていないのですが、お水が欲しい方は我慢せずにお声をかけて下さいね。

色々と不自由をおかけしてスミマセン。m(_ _)m

もちろん居づらい程暑くなることはありませんが、少しでもお役に立つかと思い、今度試しにお手洗いに市販の制汗スプレーを置いてみようと思っています。
胸元にシュッとやるとヒンヤリ感じるアレです。

使い切るペースがあまりに早かったりすると置き続けるのは難しいかもですが、意外に体感温度を下げてくれるので、置いてある時は試しに使ってみてね。

元々アール座では、昔よくあった飲食店のクーラーをフル稼働してキンキンに冷やすやり方をあまりせずに来ました。
ヒンヤリする程の不自然な冷気を提供するのはあまり好きじゃないんです。
町を暑くするし、体に良いワケないし、回転上げ作戦(入った時気持ち良くて長く居ると冷える)だし。

でも「やっぱり入った時気持ちイイ方がイイ!」という方はどうかご容赦下さいね。

所で最近は、店の向かいの建物が取り壊されたため(騒音によるご迷惑をおかけしました)、北西部分がとても風が通る様になり、さらに向こう側がお寺さんの敷地なためか、何だか気の通りまで良くなった気がします。

この後あの場所はお寺への通用口になるそうなので、きれいなお庭の緑がずっと見えているのでしょうか。
だといいなぁ。
もう少し涼しい季節になったら窓を開けて風を入れようと思っております。


さて、今年もそろそろ店の鈴虫が鳴き始めています…て、ちょっと早いですよね。

例年は虫の声を晩夏〜秋のイベントにしようと、8月末に成虫を仕入れていたのですが、毎年のことになって来たので今年は去年の卵を孵して育てようということにしたんです。
で、育ててみると、実際には成長の早い奴がもう6月から羽をそろえて鳴き始めてしまうんですね。

鈴虫の飼育には普通、植物性(野菜など)と動物性の餌を与えます。
後者の餌としていつもはカツオ節や煮干しを与えていたのですが、今年は用意がなかったので、いつも熱帯魚にやっているフレーク状の乾燥餌をくれてやった所爆発的な食い付きを見せ、そのせいでしょうか、みるみる内に大きくなってしまいました。

やはり自然物とは食いつきの良さが違うのでしょう。
「スズムシのエサ」として開発されたモノですらないのに、ペット産業メーカーの開発努力は恐るべしですね。

昔実家で猫を飼っていた時、ウチの二番目の姉が猫に与えていたキャットフードをふいに一口食べて「あ、美味しい…」とつぶやいてから止まらなくなり、それからしばらくの間はいつも家の中で、猫の顔が印刷された徳用サイズの紙袋(缶詰とかでない乾燥固形フードです)を抱えつつ、それをバリボリと口いっぱいにほおばりながらTVなんか見てました。

子供心に「このままではお姉ちゃんが猫になってしまう」と、とても恐かったのを覚えています。
幸いある時から急にパタッと食べなくなりましたが、恐いのは、今その時の話をしても本人に全くその記憶がなく「そんなもの食べる訳ないじゃん」と、笑って真に受けてくれないことです。

メーカーの開発努力の話をしようとしたのですが、今読み返してみると動物霊に取り憑かれた話にしか聞こえない内容ですね。

店のスズムシ達はまだ小さいのも沢山いますが、この分だと9月までもつかどうかも微妙です。
虫の声イベントは夏の終わりのちょっと寂しい時期に侘びた虫の声を、という演出でもあったのですが、でも本来は夏に鳴くヒト達なんですよね。

そんな店主のあざとい思惑をよそに、一心不乱に鳴いている虫達の声は鳴き始めの頃よりもずっと上達して、より美しく澄んだ声に磨かれて来ています。

羽が生えた直後は「ジ、ジリ…」とか「フィリフィフィ…」とか「テレレ…」とか不細工な感じに鳴き始め、「ちゃんと鳴けない子達なのか?」と思わせるつたなさなのですが、こんな声でも恥ずかしがることなく一生懸命鳴き続けます。

でもそれを来る日も来る日もひたすら繰り返していく内に、いつの間にか鈴虫らしい「リリリ…」という音を奏で始め、「お、鈴虫…」と思えるような声になってきます。

で、彼らが偉いのはそこで満足せずに、さらにさらに無心に鳴き続けるんです。

すると音はどんどんと広がりを見せ、音色はますます美しく澄み、ついにはあの不思議なコーラスが効いた鈴虫特有の「リイィィィィィィィン…」と心の奥に響く幻想的な鳴き声に到達するんですね。

あのつたない鳴き声の子達がひたすら鳴き続けてこの声を造ったのかと思いながら聞くと軽く泣けてきます。

鳴き始めの頃に「よし、6つある虫かごの内の一つに、特に音楽性の高いエリートばかりを集めてアール座聖歌隊を作ろう」「ああだめだ。近くに寄ると鳴きやんでしまうので、どれがどの声の主なのか分からない…」などとやっていた自分のアホさと俗っぽい能力主義がイタいです。

なので、今年は自然の成り行きに任せて夏の夜を虫の声で飾ってみようかと思っています。
8月になったら、他の種類の虫も投入予定ですので、楽しみにしていて下さいね。

さて、ギャラリー展のお知らせです。

最近お問い合わせを多く頂いているアール座ギャラリーですが、現在の所はっきり確定しているのは、7月下旬から絵画と人形展、9月中旬からはオブジェと絵画展、11月下旬から年末までのコレクション展の3つです。

震災の影響でキャンセルが続いたため、年内は結構空きがありますので、お考え中の方はお気軽にご相談下さいねー。

先ずは7月

清彰子個展「ルック アット ミー展」 
7月23日(土)〜8月5日(金) ※29日(金) 午後4時〜7時は貸切

幻想的な童画と人形の作品展です。
アール座ギャラリーにはクラウンやイタリア喜劇系の作品の出品が多く、空間にもよく似合うと思うのですが、今回もそんな雰囲気たっぷりの作品達が店内を幻想的に飾ってくれます。

「人は誰でもずっと、だれかに自分を知っていてほしい。だから私も作品を作りつづけてきた。絵も人形も、私の代わりに叫んでるの。ルックアットミー!ってね」と語るのは、今年86歳になるアーティスト・清彰子さん。

86年分のルックアットミー!ぜひご覧下さい。

category:2011 | by:アール座読書館 | - | - | -

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