取留めもない話ですが…

2010.03.28 Sunday 23:46
前に,店内のシルクジャスミンの花が咲き始めた事をお知らせしましたが、この前掃除をしている最中にふと見ると、今度は何と真っ赤な実がついていました。

花はあれ以来、時々咲いては散っているのですが、実を付けたのはおそらく今回が初めてです。
虫も飛ばず風も吹かない店内で、どうやって受粉したんでしょうかねぇ。
室内で育てているので季節感はかなりイカレていますが、種が採れたら適当な時期に欄干のプランターにでも植えてみようかと思っています。

もう一段暖かくなるとこのプランターも花を付け始めるので楽しみです。
元々は入口看板の花が終わった時に移植していた宿根植物が根付いて毎年花をつける様になったものが多いですが、中には一度種を捲いた朝顔が毎年こぼれ種で勝手に発芽する様になったものや、いつの間にか生えていた野草もあります。
こういう意表をついた発芽や開花はちょっと嬉しいですね。

自分で土を配合して水やりや養分まで気を使って育てる植物は少し気を抜くと弱って死んでしまいますが、不思議な事に勝手に根付いて勝手に育った植物というものは本当にたくましくて、ほっといても丈夫なんですね。
逆に丈夫といわれる雑草も、引っこ抜いて、見た目には同じ様に見える場所に移しても、中々根付いてくれません。
自分で移動出来ない植物は、きっとその環境との相性が切実な問題なのでしょう。

僕の祖母は園芸の達人で、垣もない庭の地面のあちこちに雑草の様に花を咲かせていましたが、今生きていたらコツなど聞いてみたかったです。
ただ、植物の世話はとにかく時間をかけて行く事が大事で、思い付きで一気に状況を良くしようとしても上手くいかない所が、色々と勉強になります。

これからの季節は花が咲いて気持ちが前向きになるので、僕は楽しみです。
人が花を見るとこんなにも気持ちが和らぐのは、厳しい冬の暮らしを乗り越えた昔の人々の記憶が残っているからなのでしょうか。
ただ、花粉アレルギーの方はそれ所ではないのかも知れませんね。
一応アール座でも、花粉がヒドイと思われる日はなるべく開店前の換気を控える様にはしております。
category:2010 | by:アール座読書館 | - | - | -

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