物語喫茶と無言カフェとお散歩のすすめ(?)

2015.06.15 Monday 04:05
こんにちは、2ヶ月ぶりの更新でございます。

心地よいお散歩の季節ですね。
最近こういう気候の時期は短いので貴重です。

ぜひお散歩しましょう。

雨の日だってお散歩日和ですよ。
お気に入りの傘もさせます。

さて、以前ご紹介しました3階「エセルの中庭」の物語喫茶計画も、朗読者の方々のご協力を得まして、予定より遅くなりましたが何とか始まっております。

土日の昼以外は店内に朗読(今は古い児童文学)とBGMが交互にスピーカーから流れます。

もちろん今まで通り、お連れ様との会話も結構です。

ぶっちゃけ現状、平日はガラッガラなので(
゚ー゚;A)お話目的の方以外にも「なんか今日は自分で本読むのメンドくさいな」という方なんかには、ぼーっと椅子に座って誰かにお話読んでもらう気分でのご利用もおすすめです。

ちなみに土日祝の昼はBGMのみです。

実はこの所、新聞やテレビの情報番組なんかでアール座読書館を取り上げて頂ける機会が多くありまして、土日のピークタイム(2時〜5時頃)等は満席のため、少々お待ち頂いてからのご利用になってしまうこともよくあるのですが、そんな時にもおすすめです。


お客様の会話もBGMもありますので、アール座のような静かな読書空間ではありませんが、それでもという方はこちらも併せてご利用下さい(ワンオーダーで二店間の移動は出来ません)。


ところでウチのようなお店では、営業中にテレビカメラが入る取材に関して中々微妙な部分もあるのですが、撮影の形や条件等をなるべくお客様のお邪魔にならない形でご対応頂ける場合に限り、ご相談の上で取材を受けさせて頂いております。

ただ、その際に毎度お客様の寛大なご協力も頂いておりまして、本来は静かに時間を過ごすためにいらした方に(ご承諾の上)それ以外の時間をさいて頂くこともありましたため、届くか分かりませんがこの場を借りて御礼申し上げます。
<(_ _)>

こういうことをこれからどんな形で対応させて頂くかこの所検討中(店内でのインタビューは今後はしない方向で考えております)なのですが、こうした大きなメディアでご紹介頂くことには僕自身とても感謝している理由がありまして、それはまだアール座をご存じない、遠方の方や好みの場所をネット等で積極的に探されないような方で、アール座のような店を必要とされてる方にまで情報が届くという所につきるんですね。

実は一般的な飲食店に比べ、ウチのようなお店をお好きな方のパーセンテージというものは全体ではとても低いものなので、より広い範囲に告知をする必要があるのですが、これが僕なんかの力では限界があるので、そんな告知力をお借りする意味もあって、雑誌や情報サイトはもちろん、テレビ番組の取材も条件を合わせて頂ける場合はありがたく受けさせて頂いている次第なんです。

テレビでご紹介頂いた後は短期間の大きな反応があるのですが、その波が引いた後には、新しい常連様として長く残って下さる方も少なからずいらっしゃるので、きっと「こういう店があればと思っていたけど、ここにあったんだ」という方ではないかと勝手に想像しております。


所で、この所の取材では番組や記事などで「無言カフェがブーム?」というテーマで扱われることがとても多かったですが、皆さん聞いたことあります?

僕自身情報に疎いのであまり知りませんでした
(;^_^A

まぁ大概はこうして語尾にクエスチョンマークが付いてたりするので、ブームというのは分かりませんが、巷には会話を禁止された静かなお店というのが他にもあるんですね。

昔はこんな店をやりながらも、この業態が商売として成立するなんて半信半疑でしたが、何だか楽しい時代ですね。
 
アール座をやっていると頻繁に耳にするお声の一つに、遠方の方々の「こういう店が近所にあればいいのに!」というものがありますが、ウチのような零細の個人事業ではなかなか幅広く叶えてあげられないもどかしいニーズの一つです。

とは言え効率的に利益の出る形ではありませんので、大きな組織や企業が経営するのも難しい形でしょう(基本的に気を下げる方向ってお金が回りにくい)。

そんな中でこういう意思を持った個人経営のお店って、意外と重要な存在だなぁと感じます(もちろんアール座も含めて!)し、増えると嬉しいなと思います。

「無言…」に限らず「世の中もっとこうであればいいのに」という営利以外の目的も持っているコンセプチュアルなお店って、何だかこれからの時代を作っていく気がしますし、個人経営がこれを担ってリードしてゆくのも面白いなという気がします。

…などとまた語ってしまいましたが、思い出すのは今から5、6年前にアール座が始めてテレビ取材をして頂いた時、カメラの前で「なぜこんな店を?」に始まる30分以上にも及ぶロングインタビューを受けまして、僕もドキュメント番組ばりに気負ってアール座開業の由来や世の中に対する思いなどを熱く語り「この放送をきっかけに世の中が変わるといい…」なんて思いつつオンエア見たら自分の話はほんの5、6秒だった、という恥ずかしい記憶です。

「これか!よくテレビでタレントさんが両手チョキチョキしてるやつは…」と思いましたが、きっとテレビ作りの凄まじいメソッドなんでしょうね。

毎回膨大な量のネタを集めてから、絞って絞って密度の濃いものを作るという、いやはや大変なお仕事です。


さて、ここまでが前置きです。
いよいよ今月のおすすめですが…って長すぎる?
 
いつもながらの長編ブログとはいえ、ここから長い本編はさすがにアレですかね。

考えていたのは「お散歩のすすめ」で、内容的にはそれを楽しく彩る野草や蝶や鳥(都会で見られるやつ)の話でもしようかと思っていたのですが…時節モノなので次回にまわすのもアレですしね。
 
ではその中でするつもりだった「ハルジオンとヒメジョオンのすすめ」に絞っちゃいましょう(なんだそれ)。
 
お散歩時に一番思い出して欲しいネタです。
 
皆様ご存知ですかね、このお花。
漢字で書くと春紫苑と姫女苑(ヒメジオンじゃないんです)。
 
昔はビンボウ草なんていうかわいそうな名前で呼ばれていた、東京の空き地でも何処でも生えてる何の変哲もない草花ですよね。
 
通行人にも見向きもされないありふれた花ですが、よくよく見ると侘びた雰囲気の可愛らしいお花です。

両者はとても良く似ているだけに、野草好きの人たちの間では「花弁が紫がかる」「蕾が首を垂れる」「茎を切ると中が中空」など有名な見分け方があるのですが、でも見慣れてくると、お花見ただけでも分かります。
 
名前二つ並べて画像検索すると沢山出てきますが、花弁の形が結構違いますね。
これ覚えて、見分けていきましょう。
 
「別に見分けなくてもいいじゃん」とお思いの方…違うんです。

この2種類は見分けなきゃいけないんです。

このブログで度々口にしている、もはや僕の持論なんですが、「人間は季節感と共に生きていかなきゃおかしくなる」という信念からの発想です。
 
都会の生活は、今がどの季節にあるのかをあまり感じてないから、体のバイオリズムと環境がズレていく気がします(何を隠そう、この所の僕がそう)。

昔の暮らしって、春夏秋冬の季節の変わり目をいちいち確認するような知識やら行事やらが生活に取り入れられてましたよね。

まぁ春は現代でも分かりやすいです。

暖かい強風が吹いてからあちらこちらにお花が咲いて最後に桜が満開になりますと、いやでも春の空気を感じさせられます。

そんな風に植物を見てゆけば、木々の葉が紅葉して木枯らしが吹いてそれが散って、という感じで秋も冬も入口が意識されやすいですね。

で、夏なんですが、これが分かりにくいんです。

山間部や緑の多い地域なら色鮮やかな新緑というものがあって、普通の常緑樹とは色合いが違くなりますが、都会の街路樹くらいではこれもパッとしませんね。

何かいい指標があるといいんですが…そう!これがヒメジョオンなんです。

実はあの2種類って同時に咲く訳じゃないんです。

開花の時期がずれていて、ハルジオンはその名の通り春先に、ヒメジョオンは東京では5月の終わり頃から6月にかけてハルジオンの花が終わる頃と入れ違いに咲き始めるんです

つまり初夏(今頃から)ですよね。
 
この2種の植生はすごく近いので、大抵ハルが生えてる場所にはヒメも生えるんですが、こういう時間差でそっくりの花が交代して咲きます。

つまり、人知れず生え変わっているんですね。

これって何か、すごいロマンチックでないですか?
こんな身近にありながら、まるで知っている人にしか起きていないかのような季節の移り変わりなんです。
 
だからこの2種の見分けがつくと、生え変わりに目が行くようになって「ああヒメジョオンか、夏が来るな…」なんてつぶやいて、目を細めつつ青空を見上げることも出来るんですね。
 
やりたくないかもですが、是非やって下さい。

あなたのバイオリズムのためです
 
…という、まさにこの時期にお伝えしなきゃならない情報でした。
 
んなワケでアール座のおすすめ書棚、今回は野草の本やら蝶や虫や鳥の本やらで埋めておきたいと思います。
 
ぜひ、お散歩帰りに寄って行って「あの草なんて名だろう?」みたいなことやって下さいね。
 
どうでしょう?これくらいの長さのブログならまぁいいでしょ?やっぱ長いか…
category:2014.15.16 | by:アール座読書館 | - | - | -

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